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火垂るの墓 放送禁止になっていた理由とは?高畑勲の追悼で放送に!

2018年4月13日

2018年4月13日(金)21時から放送される金曜ロードSHOWで「火垂るの墓」が放送されます。

よくよく考えてみたら久々の火垂るの墓じゃないですか!

少し前までは夏を迎えると必ずといって良いほど放送されていた火垂るの墓ですが、よくよく考えてみたら久々の火垂るの墓じゃないですか?

それもそのはず、火垂るの墓は放送禁止になっていたようなのです。

そこで気になるのは、なぜ火垂るの墓が放送禁止になっていた理由ですよね!

ということで今回は、火垂るの墓が放送禁止になった理由についてまとめてみたいと思います。

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火垂るの墓の基本情報

画像:スクリーンショット

放送局日本テレビ
放送日2018年4月13日(金曜日)
放送時間21時から22時54分
制作佐藤亮一
プロデューサー原徹
原作野坂昭如 「火垂るの墓」(新潮文庫版)
監督・脚本高畑勲
作画監督近藤喜文
美術監督山本二三
音楽間宮芳生
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火垂るの墓のストーリーは?

火垂るの墓の舞台は「兵庫県神戸市」「西宮市」で、年代は終戦前後の昭和20年。

4歳の節子とその兄である14歳の清太は6月5日の神戸大空襲で家・家族を失い、親戚の家(父のいとこの嫁宅)に身を寄せることに。

最初のうちは順調に生活をしていたのですが、だんだん戦争が進むにつれて、節子と清太を邪魔扱いが始まり、叔母との諍いが増え、居心地が悪くなった清太は節子を連れて親戚の家を出ることを決心。

近くの防空壕の中で暮らし始めます。

その時の暗闇を蛍の光で凌ぐシーンが印象的です。

その後、幼少の節子は徐々に栄養失調で弱っていき、そこで清太は田畑から野菜を盗んだり、空襲で人が逃げていなくなった家から火事場泥棒を繰り返し、飢えをしのいでいました。

ですが、清太の妹への想いも虚しく亡くなってしまいます。

ラストシーンでは、神戸の高層ビルを見下ろしシーンで締めくくっていて、最後でストーリがおかしいと話題になりました。

おそらくですが、このおかしいラストシーンを見て個々で感じ取ったものがラストシーンの意味するものなのではないかと思われます。

例えば、戦争は無意味なもので、無意味な戦争が起こらなければ節子と清太は、亡くなる事は無くこの高層ビルを見るとこができたのかも知れない。とかですかね。

火垂るの墓が放送禁止になっていた理由は?

にそこで本題の火垂るの墓が放送禁止になった理由ですが、劇中に出てくる火垂るの墓には欠かせない「サクマ式ドロップ」

この、サクマ式ドロップの登録商標が問題と言われています。

サクマ式ドロップを製造しているサクマ製菓株式会社は、明治41年創業で、サクマ式ドロップは大正2年に缶入りで発売をしています。

なので、昭和20年が舞台の火垂るの墓では、サクマ式ドロップは存在しています。

そこで、本物のサクマ式ドロップと火垂るの墓でのサクマ式ドロップの画像を見比べてみます。

向かって左側が火垂るの墓でのシーンで右側のドロップが本物の画像です。

みてわかる通り、瓜二つ!

というより、そのまんまですね。

ここまで果物の種類や配置、商品名のフォントまで一緒!

ここまでそっくりだと訴えられる可能性は十分ありますね!!

ですが、気になる事が一つあります。

その気になる事と言うのは、サクマ製菓株式会社側が節子をサクマ式ドロップの缶に描いて復刻版として販売しているのです。

ね!

そのことを考えると登録商標問題と言う感じでは無いようにも思えます。

別の作品ですが、魔女の宅急便では「宅急便」という言葉がクロネコヤマトの登録商標された物で、この事でも揉めましたがクロネコヤマトをスポンサーに迎え、放送が実現しました。

そこで、他にもあるのではと調べたところ、ジブリ作品にはよくある都市伝説な理由が存在します。

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火垂るの墓が放送禁止になったと言われる都市伝説とは?

視聴率の問題

放送当初から2000年ぐらいまでは視聴率が二桁ありました。

ちなみの初回から前回放送の2015年8月14日までの視聴率をみていきます。

  • 1989年8月11日‥‥20.9%
  • 1990年8月17日‥‥10.7%
  • 1993年8月13日‥‥14.5%
  • 1997年8月8日‥‥19.1%
  • 1999年8月6日‥‥18.8%
  • 2001年8月10日‥‥21.5%
  • 2003年8月22日‥‥15.1%
  • 2005年8月5日‥‥13.2%
  • 2007年9月21日‥‥7.7%
  • 2009年8月14日‥‥9.4%
  • 2013年11月22日‥‥9.5%
  • 2015年8月14日‥‥9.4%
  • 2018年4月13日‥‥6.7%

2007年から急激に視聴率が落ちいるのがわかります。

あながち、この視聴率問題は信憑性がありますね!

政府がらみの問題?

この長編アニメは、戦時中の日本が舞台で描かれています。

そこで、政府側から火垂るの墓は反戦アニメと思われているようです。

ですが、高畑勲氏からが「反戦アニメでは無い」と否定をしています。

その説は高畑勲氏が否定をしているところからして、これも放送禁止の原因にはちょっと可能性は薄いのかも知れませんね?

最後に

今回は4月13日に高畑勲氏の追悼放送という形で放送されますが、放送禁止になった理由について紹介していきました。

個人的に感じたことを言うと、一番信憑性が高いのがやはり、視聴率問題では無いかと思いますが、放送日とその時の視聴率を表した表を見る限りでは、定期的に放送されている感じがあるので、もしかしたら放送禁止自体はなかったのかも知れませんね?

最後までご覧いただきありがとうございます。

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