レオパレス21の物件で起きている施工不良問題が話題になっていますが、当時の社長の指示だったとして、創業者でもある深山祐助氏の関与が明らかになりました。
施工不良を支持しておきながら48億円もの私的流用も明らかになっており、創業者の深山祐助氏とは、いったいどのような人物なのでしょうか?
という事で今回は、レオパレス21の創業者で、現在は株式会社MDIの代表取締役会長の深山祐助氏についてお届けしていきたいと思います。
深山祐助の家系図などについて
こちらの画像が深山祐助氏の顔画像になります。
深山祐助氏の家系図がネット上でも話題になっているのですが、有名武将などの子孫というわけではなく、深山一族が経営しているレオパレス21などがすごいので、その流れが気になっているのではないかと思われるのでその点を紹介していきます。
- 深山祐助氏
レオパレス21の創業者で2006年に辞任し、現在は株式会社MDIの代表取締役会長を務めている - 深山英世氏
深山祐助氏の甥。現在レオパレス21の代表取締役社長。 - 深山将史氏
深山祐助氏の親族。株式会社MDIの創業者で代表取締役社長。
ここで出てきた株式会社MDIですが、この会社は、Miyama Development Internationalの略でレオパレス21と同じ不動産業を行なっています。
深山祐助氏のプロフィール
ほとんどの方が、知らないと思いますので深山祐助氏のプロフィールをお届けしたいと思います。
名前 | 深山祐助(みやま ゆうすけ) |
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生年月日 | 1945年7月29日 |
年齢 | 73歳(2019年3月現在) |
出身地 | 長崎県壱岐市 |
職業 | 代表取締役会長 |
所属 | 株式会社MDI |
学歴 | 拓殖大学商学部貿易学科卒業 |
深山祐助氏の経歴
- 1968年:拓殖大学商学部貿易学科を卒業
- 1973年:首都圏で「株式会社ミヤマ」を設立。不動産仲介業を始める。
- 1985年:『レオパレス21』を開業。
- 1989年:『株式会社MDI』に社名変更。
- 2000年:再び『レオパレス21』に社名変更。
- 2006年:私的流用でレオパレス21を退任。
- 2008年:深山将史氏と創業した株式会社MDIの代表取締役会長に
深山祐助氏が施工不良を支持し48億円の私的流用
事の発端は、2018年3月・4月に2名のオーナーさんから確認通知図書との違いを指摘され、界壁施工不備が発覚しました。
そのことを受けレオパレス21側は調査をし補修工事を行うことを公表。
国などやメディアなどの報道を受け、レオパレス21側は、調査を加速度的に行うために界壁施工不備問題緊急対策本部を立ち上げます。
一方、国土交通相からは1895棟の建築基準法違反が確認されたこと明らかにしています。
2019年2月7日には、壁や天井などの施工不良も発覚し、新たに1324棟の物件が見つかり被害にあった入居者は1万4443人に登ります。
ここまでの施工不良は、深山祐助氏が社長として在籍していた時に深山祐助氏が支持したものとして報じられています。
今後は深山英世氏を含む、今の経営陣がこの事実を把握していたのではないという点について問題が上がりそうですね。
それはさておき、深山祐助氏が指示をしていた時期というのが2006年までで、その時に入居者から徴収した手数料を打ち上げに計上せず別の銀行口座から深山祐助氏の口座と知人の口座へ48億円もの金額を貸し付けていたことが判明し、私的流用の責任を取るため、レオパレス21の社長職を辞任しております。
簡単にいうなら、手抜き工事をしてぱっぱと建物(物件)を作り、その建物に人(入居者)を入れ、その入居者から手数料を掠め取っていたということになります。
そんなことをしていても、親族の会社で会長として務め、「東京オリンピックがある2020年までは、自分のすべてを賭けて指揮を執る」と言ってられるのですから大したものですね。
今後どうなるかは、レオパレス21の対応次第になると思いますが…。
最後までご覧いただきありがとうございました。