『カジノなどを含む統語型リゾート(IR)』の参入で中国企業との外貨為替と外国貿易法違反の事件で逮捕されてしまった秋元司衆議院議員。
秋元司衆議院議員はもちろんその元秘書までその中国企業との関わりがあったのでは?事務所の家宅捜索を受け、その当時の秘書の名前に注目が集まっている一方、秋元司衆議院議員の派閥が話題になっている様です。
さらに、秋元司衆議院議員は過去にもお金にまつわる問題を起こしており、『東レの社長に対し借金の取り立てまでしたいた』と週刊文春に報じられていたのです。
と言う事で今回は、IR事業に関わったとされる秋元司衆議院議員の元秘書に名前や文春で報じられた東レとのお金問題について迫ってみたいと思います。
秋元司秋元司衆議院議員の派閥は?
国会議員で話題になるのが派閥なのですが、秋元司衆議院議員はいったいどこの派閥でしょうか?
調べによると所属政党は『自由民主党で志帥会』と言う派閥に所属している様で、この志帥会は通称『二階派』と言う事。
この二階派と言う派閥は年齢80歳の二階俊博議員が率いる派閥でとにかく議員の不祥事が多く『魔の二階派』などと揶揄される程なのです。
ちなみに、この様な不祥事が過去にありました。
- 福井照衆院議員:環太平洋戦略的経済連携協定承認案での不適切発言
- 宮崎謙介元衆院議員:嫁が妊娠中に不倫
- 中川郁子元農水政務官:不倫路上キス
- 門博文衆院議員:不倫路上キス
- 神谷昇衆院議員:公職選挙法違反
- 今村雅弘前復興相:東日本大震災の被災地に対する失言
- 江崎鉄磨沖縄北方担当相:「しっかりお役所の原稿を読む」失言
- 片山さつき参議院議員:国税口利き疑惑・公職選挙法違反
どうですか?勝手に議員の不祥事=二階派というイメージがついてしまうのも仕方がありません。
しかも今回の秋元司衆議院議員の逮捕。
その事に関して台風19号の被害の視察で栃木県を訪問。
その時に報道陣に取材を受けたのですが、内容はもちろん『東京地検特捜部による秋元司衆議院議員の逮捕』
二階俊博幹事長がブチ切れて
「東京地検がすった転んだって、そんなことをオレが知るかい!」
「ここには災害のことで来てんだもん」
「キミは得意になってるけど、そんなバカなことあるかい!」
と記者を指差し怒りながらその場を立ち去ったのです。
おそらく二階俊博幹事長も『またかよ…秋元のヤツ…。』と怒り心頭していたところに質問されたので爆発してしまったんでしょう。
党内ではまた二階派かと話題になっているはずです。
そんな二階派議員だからでしょうか?今回のIR事業以前にもこの様なお金にまつわる不祥事をしていたとして報じられていました。
秋元司は東レ社長に借金取り立てをしていた過去が
『貸した金返せよ〜♪』という歌があったのをご存知でしょうか?
もちろんお金を借りたのであれば返済をするのが当たり前のことなのですが、その借金の背景には巨額な不正取引が行われていたのです。
その内容というのが、2016年に水処理装置の販売事業で東レがバングラデシュで約15億円もの処理装置を受注をしたのですが、テロ事件により治安の悪化。
この事により、頓挫する羽目になってしまったのです。
ですが、この水処理装置の製造は進んでおり、この大量の在庫をどう除分するかと決算上問題に。
そこで東レとの取り引くのある代理店が在庫をいったん買取した後、都内のコンサル会社が引き取るという計画を実行。
ですが、資金面で調達が困難になり、そのコンサル会社に貸し付けをした中の一つの会社が存在します。
その貸し付けをした会社はコンサル会社に2億4000万円の融資を受けたのですが、返済期間は2ヶ月間でその利息というのが月に10%という法外な金利。
しかも、その融資した会社は貸金業の登録もない『ヤミ金』だったのです。
そんな法外な金利で貸し付けられたコンサル会社は1億2000万円は返済したものの残金は未だ残ったまま。
そこで取り立てに動いたのが秋元司当時の国交副大臣だったのです。
都内のコンサル会社が支払うのが義務なのですが、その連帯保証をして記載されているのが東レの日覺社長。
貸付した会社の代理として当時の秋元司国交副大臣が、
『L社の案件に関して、資金が返済されていない。
東レ側が連帯保証しているでしょう。借主が返せないなら連帯保証人が返すべきではないか』
と督促の電話をしていたのです。
この事について秋元司衆議院議員もお金を貸付したヤミ金も『知らない』と繰り返し、東レに関しては『守秘の関係上ここの電話の内容について答えることはできない』としています。
ですが、今回のIR事業の件といいお金の匂いがするところに現れる秋元司衆議院議員のことですので、実際のところは…。
どうなんでしょうね?
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