日産の元社長のゴーン被告が2019年の年末に保釈中なのにも関わらず、あろうことか国外逃亡をしたとして話題になっています。
しかも、この逃亡には様々さな人物による手助けがあったとされ、無罪請負人とかカミソリ弘中と言われている弘中弁護士まで疑いの目が向いています。
そこで浮上してくるのは、弘中弁護士の責任問題。
ゴーン被告も逃亡先のレバノン で会見を行うということなのですが、いったい弘中弁護士はどうなってしまうのでしょうか?
ということで今回は、弘中弁護士の責任問題や本当に手助けをしていたのか?その点について迫ってみたいと思います。
弘中弁護士の責任問題は?
保釈が難しいと言われていた中、15億円という保釈金を払うことで見事、保釈を勝ち取り『さすが無罪請負人』と言わしめた弘中弁護士なのですが、ここにきて起きた逃亡劇に『寝耳に水で困惑している。報道以上のことは知らない』と話されていました。
その時の弘中弁護士を見て、個人的に見た第一印象として相当『やつれている』印象を受けました。
ゴーン被告の逃亡劇にある意味、被害者でもある弘中弁護士なのですが、世間の声は意外と辛口で責任問題を問う声が多く上がっており、しまいには弁護士免許剥奪まで言われています。
ということで、まずは世間の声を見ていきましょう。
弘中弁護士、なんなん。
国外逃亡の責任は主任弁護士は持たないってか⁉
カルロスゴーンの保釈条件に海外渡航禁止があって保釈要求したのは弁護団だろ。弁護士資格の一定期間停止とかなんかできないの🤔
— 💫🕵️♂️競馬好きのK.K.🏇☄️ (@lovehorse2000) December 31, 2019
弘中弁護士には法的責任を取っていただかないと。
他の弁護士が擁護一辺倒なのが、本当に理解できないですが。— ジャンおジャギ (@Ojagimaru) January 4, 2020
ゴーンの弘中弁護士が「責任を感じていますか」と言うことに「責任と言っても想定外ですから」と。想定外だろうとなんだろうと失態に対しては責任が回避されることはないでしょ💢見苦しい💢 #ゴーン出国 #弘中惇一郎弁護士
— Xiu (@kato1109) December 31, 2019
ゴーンの海外逃亡?
弁護団の弁護士全員に責任がある
弁護士資格を剥奪しろ#ゴーン#弘中弁護士#弁護団— メンソール (@menthol2020) December 31, 2019
ゴーン被告の不正出国については、弘中弁護士は弁護士資格を返上し、責任をとるべきだ。
— kansai (@skywave2) December 31, 2019
実はまだまだ、このようなコメントが投稿されています。
普通にテレビを見ていた方達のコメントなのですが、日産の社員としては相当情けなく、悔しい大晦日・正月を、迎えたのでは無いでしょうか?
ですがその反面、擁護する声も少なからず上がっていました。
弘中弁護士ら弁護人には同情せずにはいられません。保釈条件のパスポート管理に問題があるとか、逃亡に関与したとかでもない限り、弁護人の責任を問うのは的外れとしか思えない。
最大の責任はゴーン氏本人にあり、さらには映画のような逃亡劇を許した出入出国管理に問題は無いか検証も必要。 https://t.co/aGZQAowHe7— 嶋﨑量(弁護士) (@shima_chikara) December 31, 2019
同じ弁護士ということもあり、このようなコメントになったのでしょうね。
ゴーンのパスポートや逃亡までの流れが怪しすぎる
ゴーン被告が逃亡を図った29日を時系列に沿って改めて見ていくと怪しすぎる点が浮上し、しかも複数あるパスポートの管理面でも問題があると指摘されています。
ゴーン被告のパスポート
個人的にパスポートというのは自国のパスポート1冊というイメージだったのですが、国籍が複数あるゴーン被告は『ブラジル』『フランス』『レバノン』の3つの国籍を持っており、それぞれのパスポートを所持していました。
ですが、フランスのパスポートだけセカンドパスポートを発行されており、弘中弁護士は3通は弁護団で預かり、フランスのセカンドパスポートはプラスチックのケースに鍵をつけて携帯させていたとゴーン被告が持っていたことを認めています。
しかもいくら鍵付きだからと言っても、叩けば壊れるプラスチック製の物で、今回のように強行的に出ればいつでも使用できる状態だったのです。
その為とは言いませんが、日産自動車側もフランス・ブラジル・レバノンに自宅があるのを知っているので、密出国(逃亡)をしないように事前に民間企業を使いゴーン被告の24時間監視を行っていたのでしょう。
ゴーン被告の逃亡までの流れが怪しすぎる
何もかも計算尽くされて、綿密な計画のもと行われた、ゴーン被告の逃亡劇。
この逃亡に15人以上の人が関わっていると言われており、総額22億円もの巨額な金額が掛けれています。
その逃亡の計画はなんと『3ヶ月前』から練られており、突如行われました。
その逃亡劇が決行されたXデーというのが弘中弁護士が日産に対して人権問題と刑事告訴をし、24時間体勢の監視を解かせた12月29日。
その日を図ったかのようにドバイからプライベートジェットを手配し、東京の自宅から誰の目にも触れず新幹線で大阪に向かい、イスタンブール経由でレバノン入りをしているのです。
そこで気になるのが、なぜゴーン被告が日産の監視が解ける日が29日というのを知っていたのかという事です。
なぜなら、そのプライベートジェットはドバイから手配しているので、日産の監視が解けるのを知らない事には手配で気ないからです。
逃亡に手助けしている人物は、多くの国籍の人が関わっていると言われているので、日本人が関わっている可能性は決して低くないと言われています。
この流れからすると一番疑われるのが日産の監視を解いた弘中弁護士が関わっている可能性はゼロではないという事です。
仮に弘中弁護士が関わっているとすれば、パスポートの件や今回の逃亡が成功した事に合点が行くのです。
日産の関係者にゴーンマネーを目にして心が揺らいでしまったという可能性もありますが、パスポートの件が腑に落ちません。
今回のゴーン被告の逃亡劇は今後、レバノン との外交問題へと発展しかねないのですが、そのレバノンはゴーン被告のことをヒーロー扱いをしているようですが、保釈時に変装したり音響機材のケースに隠れて逃亡する人物をヒーローと行っている国はいかがな物でしょうか?
最後までご覧いただきありがとうございました。