公職選挙法違反で買収疑惑が浮上している河井案容疑者。
公設第二秘書の立道浩被告は実刑判決を受け、当選無効は濃厚になっているのですが、河井案里容疑者となっているだけあって逮捕されてしまったのですが、果たして有罪判決を受けるのでしょうか?
そうなると、気になるのが家族の問題。
河井案里容疑者には子供がいるのが居るのか気になるところ。
しかも、この疑惑に対して週刊文春に胸中を語っているようです。
ということで今回は、逮捕の可能性がある河井案里容疑者について迫って見たいと思います。
河井案里の子供は?
逮捕されてしまった河井案里容疑者の家族構成についてですが、夫は一緒に逮捕されてた『河井克行容疑者』です。
そこで、こどもについて調べたところ2人の間には子供は居ないという事でした。
2人が結婚されたのは2001年という事なので19年前。
当時の河井案里容疑者は27歳で夫の河井克行容疑者は38歳です。
19年間も夫婦生活をしているので子供さんができてもおかしくはないのですが、河井克行容疑者の選挙活動を手伝っていた際、夫に『君は政治家に向いている』と言われ結婚から2年後の2003年には広島県議会議員として初当選。
夫婦揃っての議員ということもあり、多忙なスケジュールの中、子供を授かり育てるというよりも国のためにという気持ちが大きかったのかもしれませんね。
しかも国会議員にもなれば、その忙しさといえば尋常じゃありません。
そこで、国会議員の大まかなスケジュールについてですが、次にようになっています。
- 6:30 起床
起床し身支度を整える。- 7:30 出勤
議員宿舎から所属政党の本部に到着。- 8:00 勉強会に出席
朝食をとりながら、政策勉強会に出席。
専門家のレクチャーを受ける。- 9:30 移動
議員会館内事務所に移動、委員会出席の準備。
移動中は資料を読み込む。- 10:30 委員会に出席
経済産業委員会に出席。
法案(法律案)について、質問に立つ。- 12:00 昼食
昼食をとりながら、議員仲間と自らの法案提出について打ち合わせ- 13:00 本会議に出席
国会議事堂に移動し、本会議に出席。
条約案について審議、採決。- 17:00 会談
選挙区からの市議団が来室。
地元の問題に関して要望を伺う。- 19:00 意見交換会
業界団体の人達と夕食をとりながら意見交換。- 22:00 帰宅
帰宅しても家で仕事をすることも多いため、一息つく暇はありません。- 23:00 資料集め
自らの政策テーマに関連する勉強は欠かしません。- 1:00 就寝
引用元:キャリアガーデン
どうでしょう?
一旦、自宅を出てしまえばこの食事中も気が休まる時間が無く、毎日がハードスケジュール。
しかも夫婦共々国会議員となると、子供を作るという選択はしなかったのではないかと思われます。
河井案里に逮捕されて有罪になるのか?
逮捕請求が出て6月18日にも逮捕されるという報道もありますが実際、河井夫婦は逮捕され、有罪判決を受けるのでしょうか?
容疑に関しては、公職選挙法違反の『買収』の疑いにあたるのですが、その買収疑惑の一連の流れをお伝えしたいと思います。
河井案里の買収疑惑の流れ
2019年7月の参院選は、広島は重点区と言われており、優秀な人材ということで河井案里容疑者が出馬。
その際、自民党から河井夫妻の政党支部に合計で1億5千万円もの選挙資金が振り込まれました。
この1億5千万円という金額は相場の10倍。
この時点で疑問に思うのですが、そのお金の使い道がとんでもなかったのです。
100人ほどに広島県内の県議や市議らに現金を渡していたのです。
このお金を渡された人たちは、時期的にも『参院選の応援を頼む趣旨の金だと思った』『違法性は分かっていた』と任意ではありますが、このような内容を説明しています。
まぁ、当時の法務大臣で立場のある河井克行氏からお金を渡されたら多くの方が票の取りまとめを頼まれたのだなと感じてしまいますよね。
そこで逮捕に対しての焦点としては、現金を受け取った人物からどれだけ多くに『票の取りまとめ』だったという内容の声を集めることにあるでしょう。
おそらく相当数の聞き込みが終わり逮捕に踏み切れるほどの数が上がっているのでしょう。
そこでお金の流れになるのですが、大半が政治資金のお金でしかも相場の10倍。
なぜこのような金額を自民党は選挙資金として出したのでしょうか?
このお金の流れが意図して自民党が渡しているとすれば大問題になるのですが、仮に事実だとしても決してその事については誰ひとり事実を口にしない事でしょう。
逮捕されて有罪は?
話は戻って個人的も逮捕の件ですが一連の流れでも説明した通り、お金を受け取った人物からの証言もあり、逮捕請求が出ているので逮捕されることは確実です。
ですが、問題は有罪に持ち込めるかということ。
河井案里容疑者は週刊文春に対し『私は裁判に勝てます』と語っており、この自信はどこから出てきているのでしょうか?
ここまで自信があるのであれば、離党届を出すのではなく買収疑惑に対して説明責任があるのですから、ちゃんと説明をすればいいだけのはずです。
実際、河井案里容疑者は広島議員時代に当時の広島県知事に対して、
- 『男らしくしなさいよ』
- 『でも私なら、もう辞めています』
- 『なぜなら政治家の良心ではないかと思うからです』
と説明責任を追及していました。
#河井あんり の広島県議時代の映像。お金の問題で窮地に立っていた故藤田知事をののしる令和の愚劣女。お前こそ辞めろよ!ふざけるな!#ブーメラン#河井克行#広島
注)藤田知事は冤罪でした pic.twitter.com/rh9CttzfyJ
— やっぱり猫がすき (@club_phyz) January 16, 2020
ですが、河井案里容疑者は自ら犯してしまった問題については雲隠れをし、多くの方が「あなたの良心は?」「なぜ辞めないの」と思われたはずです。
まさにブーメラン状態ですね。
買収疑惑の胸中について文春に語る
今までこの買収疑惑に対して決して口を開かなかった理由として裁判に係るとして説明責任を果たしていませんでした。
本人が裁判に係るとしていながら、どういうわけか文春にだけ胸中を語り、『私は裁判に勝てます』と胸中を明かしているのです。
可能性とすれば、夫の河井克行元大臣が河井案里の知らないところで買収をおこなていたという事。
この買収疑惑について実は、河井案里容疑者が関わっていたとしても『夫が勝手にやった事』として白を切る可能性すらあります。
そうなると、河井案里容疑者は連座制だけで有罪には持ち込めないと思われます。
お金を受け取った人物からの直接、河井案里容疑者から受け取ったという証言が得られれば別ですが、そのような話で口裏合わせをしているため週刊文春には強気な発言をしているのかもしれませんね?