総裁選に名乗りを上げた石破茂氏。
立候補以前から人気が高く世論調査では時期総理と言われていました。
ですがそこに降って湧いてきた菅官房長官の立候補。
瞬く間に石破氏封じで総理の椅子は遠退いてしまっています。
なぜ国民には人気のある石破茂氏が総理になれないのでしょうか?
ということで今回は、石破氏封じの真相に迫ってみたいと思います。
世論調査では人気ナンバー1
このように石破茂氏は魔人ブウのコスプレやアイドルヲタク、プラモデル好きが意外性を読んで人気を集めることになりました。
Yahoo!の時期総裁にふさわしい人物は?というアンケートには河野太郎氏が1位で2位が石破茂氏で3位が菅義偉氏。
ですが、河野太郎氏は立候補をしなかったことを考えると実質石破茂氏が1位になり、共同通信が行なった全国世論調査では石破茂氏が『34.3%』で人気ナンバー1に。
なぜここまで国民には指示されている石破茂氏は総理になれないのか不思議ですよね。
石破茂が総理になれないのはなぜ?
すばり、石破茂氏の戦略ミスと言っていいでしょう。
石破茂氏と言えば、誠実で正直であれを掲げ『反安倍』の立場をとり、安倍総理が何か大きなミス(疑惑や事件)を起こし、退いた際に総理の座を狙っていたのです。
実際、モリカケ問題に対して、消極的な調査などに対して石破茂氏は政府の姿勢を批判していました。
そのため第2時安倍政権時の第2内閣改造で大臣を退任し『いつまでも続く政権はない。次は誰かがやらないといけない。安倍首相を支えるのも、次に備えるのも、自民党が果たすべき責任』と語られています。
自ら内閣を退き、虎視眈々と安倍総理の失脚を待ち望んでいたのですが、ここにきて安倍総理の体調不良による退任。
ただ安倍政権を反していただけで、いざ立候補すると自民党内からは総スカンを喰らってしまったような形になり、気づけば誰も支持してくれる派閥は無くなったということになりますね。
石破氏封じの真相とは?
ここで急に立候補を表明してきたのが誰もが時期総裁・時期総理と言って菅義偉官房長官。
本人も当初は立候補の意すら無かったのですが、周りに担ぎ上げられる形で表明することに。
この菅官房長官の立候補表明により一気に高まったのは『石破茂氏封じ』
石破茂氏が魔人ブウのコスプレをしていたことから個人的に魔封波を思い出してしまいましたが、そんなことはさておき…。
この石破氏封じの真相としては、菅官房長官が時期総理になれば今まで問題になっていた森友問題などの安倍総理に負の遺産に対して何も無かったように今現在起こっている出来事に対してだけでスルーする事が可能です。
ですが、以前からも森友問題などの不正に関して言及し続けてきた石破茂氏が総理になると解明する恐れもあります。
森友学園の文書には名前が消された国会議員が存在し、その中には皆さんもご存知のように『安倍晋三氏』『安倍昭恵氏』『鴻池祥肇議員』『麻生太郎副総理』の名前などがずらりと並んでいます。
そこを突かれるのは何やらマズイ事になるのでしょうね。
しかも、菅義偉官房長官であれば、二階派がプッシュしているので、二階俊博議員の幹事長の座は安泰でしょう。
ですが、石破茂氏が総理になり内閣改造をした際、二階俊博議員に今と同じポストを与えるかどうかはわかりません。
おそらく、それらの森友問題などの解明やポストの約束をしていれば、二階派も国民から支持がある石破茂氏ですので、躊躇することなく推していたと思われます。
小泉進次郎議員が言っていたようにフルスペックの党員投票をすれば石破茂氏にも望みがあるのですが、石破氏封じのため、可及的速やかにことを沈めたいのでしょう。
決まってしまえば、こっちのものと言ったところでしょうか?
そうなれば、国会議員として国民のためではなく自分のための総裁選と感じる方は多少なりとも出てくるでしょう。
そこで、唯一気になる点としては菅義偉氏の選ばれ方で、あからさまな『石破氏封じ』
まだ決まっている訳ではありませんが、菅政権が発足して間も無く、選ばれ方が問題として議題に上がりそうですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。