沖縄県立コザ高等学校の男子生徒が2021年1月末に自らの命を絶ったことに対し、3月19日に沖縄県の教育員会が外部の調査結果を発表。
その調査結果が男子生徒が所属していた部活の顧問が関係しているとして話題になっています。
しかも、その運動部顧問には今回の件とは別にパワハラの余罪があったと…。
この記事でわかる事
- 県立コザ高校の事件概要
- 沖縄県立コザ高等学校の運動部は空手部?
- 顧問の顔画像と名前は?
- 余罪とは何?
についてお届けしてきますのでよかったら最後までご覧になってください。
沖縄県立コザ高等学校の事件概要
県立コザ高校の運動部主将の2年の男子生徒が自らの命を絶ったことを沖縄県教育委員会は19日に発表しました。
弁護士などを含む第三者の調査チームが調べたところ、男子生徒の行動には運動部の顧問による不適切な指導や言動が引き金になったとのこと。
この亡くなった男子生徒は2019年4月に部活動での推薦入学で2020年7月ごろにはキャプテンに。
推薦入学でキャプテンを務めるだけあってそれなりの実力はあったと思われます。
ですが、その男性顧問からLINEで『キャプテンを辞めろ!』などの叱責をしていたと言われ生徒からすると精神的負担になったのは明らかと言われています。
しかも、それらのLINEは自宅に帰ってからも深夜帯まで続いていたといいます。
唯一安らぐことのできる自宅でも顧問からの執拗なLINEは生徒にとってかなりのプレッシャーだったと思われます。
県立コザ高校の運動部は空手部?
報道では、以下の部分が報じられていました。
- 沖縄県立コザ高校
- 運動部
- 強豪校
そこでコザ高校の運動部は以下との通りとなります。
男子運動部
- バレーボール部
- バスケットボール部
- バドミントン部
- ハンドボール部
- 卓球部
- 体操部
- 野球部
- ラグビー部
- ソフトボール部
- サッカー部
- テニス部
- 剣道部
- 柔道部
- 弓道部
- 空手部
- 水泳部
- 陸上部
- 駅伝部
- ゴルフ部
- ボウリング部
- ボクシング部
このようにコザ高校には21も運動部があるのですが、その中でも強豪と言われる部活を調べてみました。
すると、コザ高校自体がかなり強い高校で令和2年の高校総体で男子1位女子1位・男女総合1位で驚くことに10連覇を達成するほど。
その中で目立っていた運動部を資料で確認していきたいと思います。
この成績を見て、空手部も種目別で表すと優勝が2種目で準優勝が3種目とかなりの強豪ぶりを見せています。
水泳部もかなりの強さを誇るのですが、空手部と決定づける注目点がこちらです。
女子生徒の鼻に指を入れる
この顧問は2017年に女子生徒の鼻に指を入れ技をかけたと言われてます。
実際、空手には二本貫手という技があり、鼻などの柔らかいところを狙う技があります。
ですが、その事は副顧問に女子生徒が相談をしていたことも明らかになっています。
おそらくそのことについては一切処置は行われなかったのではないかと思われ、そのことがきっかけでその女子生徒は不登校になっています。
泣きながら丸刈りをする姿
このコザ高校空手部では丸坊主を強要していないとのことでしたが、大会前日に泣きながら丸坊主をしている姿をその家族が目撃していました。
体育会系によくありがちな精神論的なものでなのでしょうか?
実際この生徒にはその丸坊主という精神論はただの苦痛でしかなかったようで、顧問のこの行動はただの脅迫的な行動だったと言われています。
部活をやめれない現状
部活は学校生活において強制的に行わなければいけないというルール・校則はありません。
ですが、このコザ高校では推薦で入学した生徒は卒業するまでの3年間継続をすると言った誓約書を書く制度がありました。
しかも、途中で辞めると推薦枠を失うという重いペナルティが課せられており、まるで携帯などの縛りのようなものが存在していたのです。
そのペナルティの内容までは明かされていませんでしたが、もしかしたら最悪退学といった感じになるのでしょうか?
顧問の顔画像と名前は?
空手部の顧問について調べてみましたが、コザ高校のホームページの部活紹介のところでも顧問についての情報は記載されておらず特定することができませんでした。
今後、この件の話題が熱を帯び世間的にも注目されるようなことになれば、ある程度の詳細は明かされるのではないかと思われます。
その際は、当サイトでも詳しい情報を調べお届けしていきたいと思います。
学校隠蔽の可能性!
このコザ高校の空手部の男子生徒の自ら命を絶った件で注目を浴びることになり、弁護士などで組まれた第三者の手によって空手部顧問の『鼻指事件』や『丸坊主事件』そして、誓約書の件が明らかになったのですが、これまで学校側では調査をしてこなかったのでしょう。
特に契約書の件に関しては、学校側にとって都合の悪い内容です。
しかも、男子生徒に送ったとされるLINEの内容はすでに顧問自身が削除しており、自分でもマズいと思っていたことでしょう。
これらの明るみになった空手部顧問や学校側が課していた誓約書などは遺族側が行動しなければ隠蔽し、無かった事にしていたのでしょう。
男子生徒はもちろんのこと、不登校になってしまった女子生徒もこのコザ高校に入学してしまったことが原因で、ある意味人生を狂わされた被害者です。
このコザ高等学校は『勝利至上主義』と言われていることから、もしかしたら空手部だけではなく、他の体育会系の部活ではこのようなパワハラめいたことが2つ上に行われていた可能性は大いにあるのではないかと思われます。
最後までご覧いただきありがとうございました。