赤木ファイルの全文開示で黒塗りは誰と話題に！なぜ再調査をしないのか

森友学園をめぐる改ざん問題で亡くなられた『赤木俊夫さん』が残した『赤木ファイル』

この赤木ファイルがようやく全文開示されることになったのですが、そのファイルには未だ黒塗りの部分があり話題になっています。

しかも、再調査される側の麻生大臣が『再調査は行わない』と発言。

黒塗り部分と言い、再調査をしないというのは麻生大臣らにとって何か隠したいものがあるのでしょうか？

について考察を踏まえ中がお届けしていきたいと思います。

赤木ファイルとは？

出典：https://jp.todayhot.news/

そもそも、この赤木ファイルという存在についてですが、国から不正を強いられて命を絶ってしまった財務省職員『赤木俊夫さん』が残した自分がさせられた不正をまとめた文書のことです。

では、なぜ改ざんを強いられたのでしょうか？

発端は当時総理大臣、安倍晋三氏の妻『安倍昭恵夫人』が名誉校長を務める小学校建設に国所有の土地を総理大臣の妻が名誉高等だからと忖度で『８億円』も値引きしたとされる森友学園問題。

このありえない破格の値引きが明るみになり野党からもうバッシング。

この森友学園問題に対して安倍晋三氏は『もし私や妻が関わっていたら間違いなく総理大臣も国会議員も辞める』と発言。

その発言に財務省は大慌て！

慌てて総理の発言の辻褄を合わせるかの様に財務省で安倍昭恵夫人の名前など様々な改ざんをする結果に…。

結局のところ、遺族に提出する形になり全文が開示されることになったのですが、その内容というの『理財局と近畿財務局とのやりとりメール37通』や『修正することについて問題視しており、行うべきでは無いと強く抗議をした』が記されており、理財局が全部責任を取るといった説明までしていたのです。

ですが、赤木俊夫さんは納得しておらず抗議をしていたしていたのですが、最悪の結果を迎えることになりました。

この赤木ファイルの全文が開示と言われていますが、未だ黒塗りの部分があり改ざんをしていた自分を隠しており、麻生大臣が記者から『赤木ファイルが全部だと自信もって言えますか？』という問いに『残りものでやれば、ほぼ全部ですな』と驚きの発言。

『正しい政治をという思いのこもったファイルのことを残り物』という麻生大臣にも驚きましたが『ほぼ』ということは、まだ何かあるということなのでしょう。

それにしても、未だ黒塗りで明かされていないのは誰なのでしょうか？

赤木ファイルの黒塗りは誰のこと？

この赤木ファイルで改めて、佐川宣寿氏が国会答弁を踏まえた修正を行うようにと指示があったことは明らかになりました。

出典：https://www.ktv.jp/

この画像のように、管理職である佐川宣寿氏の名前は開示されているのですが、通常職員に関しては改ざんに関与していても黒塗りでわからないようになっています。

実際、関与しているという内容になっているので奥さんからすれば、全てを開示して欲しいはずです。

ですが、今の段階では黒塗りの人物を誰なのかと特定されていません。

その為、奥さんである赤木雅子さんが裁判所に『管理職以外の黒塗りを外す』ように要求していくと語られていました。

今後、黒塗りの部分の人物が判明次第、追ってお届けしていきたいと思います。

なぜ再調査をしないのか？

麻生大臣はできる限りの調査はしたので再調査をするつもりないと再調査に対して改めて否定をしています。

そこで気になるのが、麻生大臣の立ち位置。

実際、財務大臣の麻生太郎氏は再調査を受ける側の人物。

その人物が再調査をしないというのはおかしい話ですよね。

しかも、佐川宣寿氏が勝手にこのような行動に出たとは考えにくいですし、おおよそ誰かの指示があった上で佐川宣寿氏も赤木俊夫さんらに改ざんをするように指示したはずです。

そこで、考えられるのが麻生大臣が佐川宣寿氏に改ざんをするように指示し、その指示を受けた佐川宣寿氏が近畿財務局に指示したと考えるの自然ではないでしょうか？

あくまでも考察になるのですが、麻生大臣が再調査をしないと言ったことに辻褄が合います。

しかも、麻生大臣は当時の総理大臣である安倍晋三氏とは同じ家系図に載っているほどで遠縁に当たるのです。

そう考えると安倍晋三氏の嫁がやらかした事と、そのことで安倍晋三氏が発言したことで、麻生大臣が守るために改ざんを指示した事も合点が行きます。

最後までご覧いただきありがとうございました。