元ソフトバンク社員の合場邦章容疑者が無断で5Gの情報を持ち出したとして話題になっています。
話題になる理由としてあげられるのはやはり、退社日に情報を持ち出し、合場邦章容疑者が翌日に楽天モバイルに転職していることでしょう。
そんな合場邦章容疑者ですが、いったいどのような人物なのでしょうか?
という事で今回は、合場邦章容疑者と、情報を受け取ったと見られる楽天モバイルの5Gはどうなるのかについて迫ってみたいと思います。
合場邦章のFacebookや大学は?
合場邦章容疑者は元ソフトバンク社員で現在楽天社員として時代の最先端を担う仕事をされているので、なんらかのSNSをしている可能性は高いとみられています。
そのSNSを確認する事である程度の人となりがわかるのではないかと思い調べてみました。
すると、同じ名前のアカウントは存在しているのですが、登録しただけと言った感じで合場邦章容疑者本人のものと特定できませんでした。
あいばを『合場』と書く苗字で調べてみると非常に少ない苗字という事が判明。
全国で210人ほどしかおらず、本人の可能性が高いと思われます。
次に大学についてですが、入社年と年齢から鑑みると留年して大学に入学したか、大学院でなんらかの修士課程を修了した事になりますが、大学名までは明かされていません。
そこで、通信系大学で大学院を調べてみると東京工業大学がヒットするのでもしかしたら東京工業大学なのかも知れませんね。
合場邦章の持ち出しの手口は
合場邦章容疑者の手口は自宅から自身が持っている作業用パソコンからに会社のパソコンにアクセス。
5Gに関する企業秘密のファイルをメールに添付し不正に持ち出し、2019年12月31日にソフトバンクを退社しています。
そして、翌日の2020年1月1日付で楽天モバイルに転職をしているのですが、メールという安易な手口で会社の未来を左右する情報が簡単に外部に持ち出されるものなのでしょうか?
調べてみると、合場邦章容疑者は、さすがエンジニアというべきか『携帯端末、プログラム及び作業情報管理システム』というシステムの開発者に合場邦章容疑者の名前が明記され特許が取られています。
この画像を見てお分かりの通り、特許申請をしたのが2014年6月28日で今から6年ほど前。
開発の内容についてあまり詳しくはないのですが、スマホなどの携帯端末に関するシステムなのではないかと思われます。
このような技術を利用して5Gの情報を個人のパソコンに流出しさせた可能性もありますし、開発に携わり開発者として名前が載るほどの人物ですので、立場的に情報開示が安易にでいる人物だったのでしょう。
持ち出した機密の内容とは?
機密情報なのであまり詳しいことは明かされていませんが、
5Gなどの無線基地局の場所や基地局同士を結ぶネットワークに関する機密情報
と言われています。
ですがそれだけではなく、170点もあると言われています。
この持ち出しに関して合場邦章容疑者が会社で使用していたパソコンにそれらの情報が残っていた事がきっかけで判明しているのですが、重要機密のファイルの管理のいい加減さが露呈した形になったのではないでしょうか?
それにしても、持ち出された5Gの情報といえば、始まったばかりで未だ確立されていないサービス。
技術的なノウハウを持ち出し楽天モバイルに渡すという行為はソフトバンク側からしてもかなり致命的で今後の生命線に関わる問題でしょう。
楽天の対応は?
2021年1月12日現在、合場邦章容疑者は楽天に在籍している事がわかっており、事実関係を調査中とした上で『警察による調査等には、全面的に協力して参ります』とコメントをしています。
ソフトバンク側はといえば、機密情報を利用停止と廃棄をした民事訴訟をすると言われているのですが、楽天モバイルは今後5Gのサービスに対してどのような動向を見せるのでしょうか?
最悪な場合、5Gサービスの断念などもあり得るのではないかとネット上では話題になっています。
ソフトバンクと楽天モバイルの今後の動きにも注目ですね。