韓国の男性7人グループBTS(防弾少年団)が11月13日に4大ドームの初日、東京ドームが行われました。
このライブに例の原爆Tシャツを着た韓国人ファンが居たがどうかは不明ですが、日韓の間で色々問題になっています。
そんな問題のBTSなのですが、原爆Tシャツの他にもBTSのリーダーRM(キム・ナジュン)さんが、原爆ブルゾンやナチス帽を被ったり、BTS全体でナチスの軍服のコスプレを着てライブをしたりと好き放題に政治を悪用しているようにも思えます。
ということで今回は、BTSのリーダーRMさんが着用していたナチス帽や原爆ブルゾン・コスプレについて海外の反応や、ユダヤ人権団体の抗議の内容などについて調べてみたいと思います。
BTSの原爆ブルゾンやナチス帽・コスプレの画像は?
この画像の方が今回問題になっているBTSのリーダーRMさんです。
では早速問題のナチス帽から見てみましょう。
ちなみのこの画像の説明をすると、左の画像が元の画像で、右上がRMさんが着用してたナチス帽の拡大図で、右下の黒い帽子がナチス帽のレプリカです。
どう考えてもレプリカのハーケンクロイツに鳥とドクロのマークをくっつけた物がRMの帽子の拡大したものと類似します。
このハーケンクロイツというのは、鉤十字とか逆マンジとも言われているマークのことで、ナチス軍が腕章につけていたマークのことです。
これは完全にアウトではないでしょうか?
次に問題になっているのが原爆Tシャツに続く原爆ブルゾンです。
この原爆ブルゾンはBTS HYYH onstage VCR ALL MEMBERSのM.Vのワンシーンなのですが、映像があるのでご覧ください。
BTS HYYH onstage VCR ALL MEMBERS
リーダーのRM
これってダメなやつじゃん! pic.twitter.com/anlDP4805y— yg7772 (@soraten07) 2018年11月13日
この映像の流れかして、にほんの古民家の古本屋に訪れたRMさん、といった設定でしょうか?
映像の最初の本が並んでいるシーンでGANTZがあるので日本をイメージしていることがわかります。
あえて日本をイメージさせてからのRMさんの原爆ブルゾン。
しかも、中盤には正統韓国文学?と書かれた書物があり、あざとさすら感じる映像の流れに思えました。
そして最後は、ナチスのコスプレです。
今回は帽子は被っていなかったのせよ、着ている服装から赤旗を掲げその赤旗には鉤十字を思わせる色使いと模様が施されています。
出典:YouTube
この映像を見てお気付きでしょうか?
教団のようなものまで設置してヒトラーの真似事のようなパフォーマンスまでしているのです。
BTSの事務所側はロゴが違うとか言い訳をしていますが、ユダヤ人被害者からすれば完全なアウトですし、原爆ブルゾンに関しても日本の歴史を冒涜している行為と言われているのにも納得いきます。
しかも、このナチスのコスプレなのですが、このライブだけではなくBTSのN.Oという曲のM.Vでもこれはまずいんじゃないの?っていうシーンがありました。
BTSのN.Oってやつもダメなやつやん! pic.twitter.com/v0zM7ju6Yb
— yg7772 (@soraten07) 2018年11月13日
お分かりになりました?
映像の冒頭がか出てくる目元が赤くなっている白色の軍服を着ている人なのですが、その人の胸にある飾りに問題が!
ちょっと画像が荒く見づらい部分がありますが、両胸にあるドクロも紋章は髑髏親衛隊を思わせる紋章で、これもまた先ほどリーダーのRMさんが被っていた帽子のドクロの部分を表しているように思えます。
ですがなぜ、そもそもナチスやヒトラーが問題視されているのかというと、ホロコーストの残虐行為にあると言われています。
このホロコーストとは、第二次世界大戦中に起きた悲劇でドイツ軍が600万人以上のユダヤ人を殺害した事で、世界的にタブーとされている事柄なのです。
そこでもう一つBTSの問題行為があるのですが、その問題はというとこちらです。
出典:YouTube
この動画に何があるの?何が問題なの?って思われる方も多いと思います。
問題はこの囚人服なのです。
この囚人服はただの囚人服ではなく縦縞の囚人服なのです。
意図してやっているのかというのは不明ですが、通常の囚人服は横縞で最近アメリカでもオレンジ色の囚人服から横縞(ボーダー柄)へ変更になっています。
そこで縦縞の囚人服のどこが悪いのかというと、この囚人服は、アウシュビッツ収容所に収容された人々が来ていた囚人服なのです。
アウシュビッツ収容所とは、死の門で有名でユダヤ人が90%も収容されていたホロコーストの象徴的は場所なのです。
やたら、BTSは反日とナチスがらみで攻めてきているのですが、このことに対して世界はどう思っているのでしょうか?
BTS ナチス帽の海外の反応は?
やはり今回は一番声を上げているアメリカにあるユダヤ系事件団体『サイモン・ウィーゼンタール・センター』からの抗議声明文でしょう。
上記に記したナチス帽を被っていたことに対しても、コンサートでドイツ軍がを思わせる格好をし、鉤十字を思わせる赤旗を掲げての行為について、重く考え問題視しており、「運営者だけではなくメンバーも公に謝罪すべきと」かなり強い感じで糾弾しています。
ですが、アメリカ自体のコメントとしては、サイモン・ウィーゼンタール・センターはアメリカに所在地はあるが、アメリカ政府が運営しているものではないとており、この件に関しては、ニュースでも経緯を伝えるだけで、このナチス帽に関して何かを伝えようとしている意図はないとしている。
そこで、ナチスはヒトラーなどを悪用されたドイツからの反応は、自国のファン獲得のためにわざと原爆Tシャツや原爆ブルゾンなどを着たり、ナチス帽をかぶる行為は、精神状態が異常だと言われているが、ほとんどのドイツメディアはこのナチス帽だけについては報じておらず、その背景には、ナチス・ヒトラーはとても恐ろしい事として扱われており、あまりその情報を拡散する事ないようなで、ここまでタブーな扱いとされています。
日本での反応はツイッターでの投稿を見てみましょう。
BTSのナチスを思わせるパフォについて言ってみろというツイが相次いでいます。あれは明らかにアウトだと思います。ただ、それを言ってくる人たちに、よりナチスに通じる人種差別性を感じ、日本を愛する者として懸念します。140字では伝えきれないので、いずれ文字数制限のないところで書くつもりです
— Shoko Egawa (@amneris84) 2018年11月12日
米ユダヤ系団体は、原爆被害者を侮辱するTシャツを着用した韓国の男性音楽グループBTSが、過去にナチス親衛隊(SS)の記章をあしらった帽子をかぶったり、コンサートでナチスを想起させる旗を掲げたりしていたと非難し、謝罪を要求した。韓国は、若者にきちんと歴史を教えていないのだろうか?
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) 2018年11月12日
あの舛添要一さんからも公式でこのような投稿をされているとは驚きです。
その反面韓国では、当たり前のようにBTSを擁護するコメントばかりで政府までも主席報道官が、
「日本の放送局が政治的な理由でBTSの出演を取り消したとすれば望ましくない」
と声明を出しています。
BTSがビルボード・アルバム・チャートで1位をとったから、世界的に大スターだから日本でも大スターだからメンバー1人が原爆Tシャツを着たぐらいで…。と言わんばかりの口ぶりに驚きで、まさに舛添要一さんの投稿が当てはまる感じが済ます。
韓国政府がこんな感じなので、韓国は本当法治国家なのかと疑いたくなるという声も上がってきているほどです。
東京ドームのライブでは謝罪はあった?
個人的には、先ほどの韓国の反応を見てBTSからの謝罪はないのではと思っていましたが、11月13日に行われた東京ドームでにライブで何か語るのか?謝罪はあるのか?と話題になっていたのですが、「ファンの方々には心配をかけた」と言葉を残しただけで、原爆Tシャツや原爆ブルゾンに対しての謝罪はなかったそうです。
おそらく今後もBTSからの直接謝罪はないと思われますが、なぜ日本政府は原爆被害に遭われた方が未だ1000人近く治療中というのに何も言わないのでしょうか?
追記
11月14日朝に所属事務所側が公式ファンサイトにて謝罪文を公表しております。
詳細はこちらからご覧になってください
最後までご覧いただきありがとうございました。