2021年7月3日午前10時30分ごろ大規模な土石流(土砂崩れ)が静岡県熱海市で発生しました。
7月5日時点で所在が不明な住民が80人と確認が急がれることになっています。
この土石流の発生場所は静岡県熱海市のどこなのでしょうか?
しかも、この土石流は人災と噂されており、避難指示も出ていなかったと言います。
この記事でお伝えする事
- 静岡県熱海市の土石流発生場所を地図で確認
- 土砂崩れが起きた原因は人災の噂が
についてお届けしていきたいと思います。
良かったら最後までご覧になってください。
熱海市の土石流発生場所を地図で確認
7月3日の発生した時点ではあまりはっきりとした情報はされていませんでしたが、翌日にはドローンなどで空撮をされ土石流(土砂崩れ)が発生した場所が特定されています。
そのためGoogleマップで検索をかけても発生した場所に目印がつけられています。
このGoogle マップの画像を見てわかる通り、木々が生い茂っている合間にある整地されているのようなところに赤色でエクステンションマークがつけられており、その場所が土石流が発生した場所として示されています。
その部分をドローン撮影された動画はこちらです。
崩れた部分と人の比率がおかしいのか?と思うぐらい大きな規模で土砂崩れが起きたことが伺えるほど。
この規模で土石流(土砂崩れ)が起きているのにも関わらず、避難指示が出ていなかったと言われています。
次のはその点についてお届けしていきたいと思います。
避難指示が出ていなかった?
大規模な土石流(土砂崩れ)が起こった静岡県熱海市ですが、避難指示が出ていなかったのは本当のようです。
なぜ避難指示が出されてなかったのかと調べてみると、災害情報の『避難勧告が今年に廃止された事』が関係しているようです。
まず避難勧告廃止についてですが、今までは『避難準備』が出されて『避難勧告』そして『避難指示』という順番に発表されていました。
廃止になった理由としては、避難勧告を出している事に慣れてしまい全く「どうせ何もないだろう」という気持ちが出てしまい、思った効果がえらないというのが理由です。
だからと言って、そのための避難指示じゃないの?と思われた方もいると思います。
私もその一人です。
熱海市もその為に7月3日早朝、避難指示を出すのかと会議をされていたようです。
ですが、『雨のピークは越えた』と発表されていたこともあり、ここで避難指示を出したところで、避難勧告と同じように何も起きなければ慣れが生じて避難する人が少なくなる事を懸念し見送りました。
この為、避難指示を出していなかった事になります。
タラレバですが、避難勧告が廃止されていなかったら迷わず熱海市長は避難勧告を出していたはずです。
そして、危険度が上がることで避難指示に切り替えていたのではないかと思われます。
ですが、人命に関わる事なので思い切っての判断をしてもらいたかったというのが、住民の意見だと思いますし慣れて避難しなくなるのも考えものですよね…。
熱海市土石流(土砂崩れ)は人災?
土石流や土砂崩れは天災とよく言われるものですよね。
ですが、熱海市で起きた土石流(土砂崩れ)は人災という噂が上がっていて、その理由として上げられるのは、こちらの画像で確認することができます。
この画像は、先程の土石流発生した場所を示したGoogleマップのアップ画像。
ドローンの映像を見て感じたのですが、実際土砂が崩れた位置が少しずれているように思えます。
映像を見た感じでは、明らかに更地の周りを道路があるのですが、その部分から崩れ落ちているように見ませんか?
だとすると、明らかに木を伐採したところから崩れ落ちている事になります。
しかも、この画像では左側の縦に長い土地は現在、ソーラーパネルがびっしりと敷かれています。
さらに、先ほどの更地のようなところには、元々からある雨水などが通る道ができており、その道に大量の盛り土がされていた為、雨水の行き場がなくなりそのまま地下に行き、土砂崩れが発生したと言われています。
実際、画像のように人の手が加えられている所以外の斜面はいっさい崩れていませんよね。
そう考えると、今回の土石流は人災と言える可能性が高いのではないかと思われます。
これから、色々と調査が入り明らかにされていくと思いますが、もともとこの熱海周辺の山々は火山灰などが多く堆積しており地滑りや土石流が起こりやすいエリアと言われており、1923年に発生した関東大震災でも震源地に近かった事もあり土砂崩れが起きているほど。
近年で起きるとされる南海トラフ地震もある事ですからこの地震でも土石流の可能性があり、注意が必要です。
最後までご覧いただきありがとうございました。