またもやスポーツ界で浮上してきたパワハラ問題!
今回、注目されている競技は新体操で日本体操協会の女子強化本部長の『塚原千恵子』さんによるパワハラ行為です。
そこで、塚原千恵子本部長の行なったパワハラ行為が気になるところです。
しかも、夫婦で行われていたとも言われています。
という事で今回は、宮川紗江選手に対する塚原千恵子本部長のパワハラの内容と、パワハラ告発を受けもう反論しているところをお伝えしていきたいと思います。
塚原千恵子本部長のプロフィール
出典:https://ailbainpro.com/
フルネーム | つかはら ちえこ |
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生年月日 | 1947年8月12日 |
年齢 | 71歳(2018年8月現在) |
出身地 | 長崎県 |
身長 | 155 cm |
得意種目 | ゆか |
学歴 | 長崎県立長崎西高等学校 日本体育大学 |
所属 | 朝日生命体操クラブ女子監督 |
家族 | 夫:塚原光男 息子:塚原直也 |
塚原千恵子本部長のパワハラの内容は?
塚原千恵子女子強化本部長のパワハラが浮上したきっかけというのは、登録抹消の処分を受けた速見佑斗コーチの指導を受けていた「宮川紗江選手」が速見佑斗コーチと一緒に東京オリンピックで金メダルを取るのが夢なので、無期限処分の見直しを訴えた会見の時に爆弾発言により浮上してきました。
ではその会見の模様を動画にてご覧ください。
宮川紗江選手の会見動画
出典:YouTube
こちらの会見で宮川紗江選手が塚原千恵子本部長に対し、受けたパワハラの内容をまとめてみました。
- 7月15日の午後、塚原千恵子本部長と塚原光男副会長の待つ部屋に1人で呼ばれ、「あなた(宮川紗江選手)が暴力行為を認めないとあなたが厳しい状況になるのよ」と脅しのような言葉を何度も言われた。
- 「あのコーチはダメ!あのコーチのせいであなたは伸びない。私なら速水の100倍教えられる」と宮川紗江選手の信頼するコーチを蔑む言動。
- 今後も家族共に先生(速見裕人コーチ)を信頼して一緒にやって行くと塚原千恵子本部長にを告げると「家族でどうかしている。宗教みたいだ」と高圧的な態度で言われる。
- 「オリンピック(東京五輪)にも出れないわよ」と言われる。
- 精神的に限界なので翌日に帰りたい事を伝えると「それはあなたのわがままよ」と言われ合宿に残る羽目に。
- 速見佑斗コーチの聴取も行われていない段階で、朝日生命に来るように勧誘され、専任コーチの電話番号を渡さる。(引き離しを感じる部分)
- 2020東京五輪特別強化というものが発足し説明会に参加したが、コーチも決まっていない事から不参加を希望。その後、本部長から電話があり、「特別強化に参加しないと協会として協力はできない」「東京五輪にも出場できないわよ」と言われる
このパワハラ発言により、宮川紗江選手は「家族もコーチも否定され、速見佑斗コーチと引き離されると感じ恐怖と苦痛でおかしくなってしまった」とコメントしていました。
パワハラは、受けた本人がどう受け取るかなので宮川紗江選手が言っている以上、誰がなんと言ってもパワハラ行為ですね。
それにしても、内容を聞く限りでは、レスリングで行われていたパワハラ問題に似ているように感じませんか?
塚原千恵子本部長のパワハラは夫婦で行われていた。
先程の会見の内容でもお伝えした通り、宮川紗江選手が呼ばれた部屋には塚原千恵子本部長と塚原光男日本体操協会副会長が居たと言われています。
そこの事からしても、地位や権力のある夫婦がわずか18歳の選手を部屋に呼びつけ、上記の内容を話したとなると、何も語らなかったとしても怖いでしょうし、何よりも記者の前で塚原光男副会長が宮川紗江選手の言葉を「全部嘘だから」という事がパワハラと取られても仕方がないのかもしれませんね?
塚原千恵子がパワハラを完全否定!
宮川紗江選手が会見で告発した塚原千恵子本部長のパワハラの数々ですが、この会見を受け、塚原千恵子本部長からは「これで入ったもん勝ちじゃない!もう黙ってないわよ」と猛反論を見せています。
ですが、この塚原千恵子本部長の反論に対し、宮川紗江選手も再反論をしています。
五輪にも出れなくなるよという発言には?
この発言に対し塚原千恵子本部長はというと、彼女は(当落線上の)微妙な状況。
怪我もしているし、「こんなんじゃ五輪には行けないよ」とは言った。
その「五輪に出れない」の言葉の前には前段があると語り、五輪には選考会があるし透明性があると主張しました。
それに対して宮川紗江選手は?
話の流れからそういう風に言っている感じではなかった。
後付けの理由なのかな?と感じているようですね。
宮川紗江選手に対して朝日生命体操クラブへの勧誘は?
この発言に対しても、開口一番だったかは定かではありませんが「バカな!誰が勧誘するかいな」と発言し、NTC(ナショナルトレーニングセンター)が使えない時は、特別強化選手は朝日生命の体育館が使える。
なので、「朝日生命の体育館で練習しなさい」と親切心から付き人を通して提案しただけと反論。
それに対して宮川紗江選手は?
実際、速見佑斗コーチのところに、朝日生命に2人で入ったらどう?っていうのがあったとコーチから聞いている。と再反論しています。
コーチの暴力の内容については?
説教と1時間立たされているのを見た。
NTCでの暴力は大問題になっていると思ったので、協会に「急いで調査を」と言ったと反論しています。
このコメントについては、宮川紗江選手が再反論している内容は見当たりませんでしたが、ネットでも誰が協会に言ったのかと話題になっていたのですが、この発言により協会に告発したのは今騒いでいる塚原千恵子本部長本人であり、なぜその場で注意・指導をしなかったのかが個人的には腑に落ちません。
その場で何らかのアクションが行われていれば、ここまで話が大きくなる事もなかったのでは無いかと思われます。
「宗教みたいね」発言については?
宮川紗江選手は暴力については、一部は認めたが、練習の一環だと思っていると答えので、親は知っているのかと聞くと、「容認しています」といわれ、暴力があるのを家族も認めているのは異常でしょ?
「あら〜宗教みたいね」って言ったけど、それがダメなの?と反論。
この部分では、宗教みたいという発言を認めている事がわかります。
そのせいか、宮川紗江選手からの再反論はありませんでした。
圧力はあったのか?
全部、雑談で話している事なので、圧力なんてありませんよと、一言。
一部では「女帝」と呼ばれているそうですがという質問に対しても「もっといいの無いの」と苦笑いをしていました。
宮川紗江選手に対するパワハラ疑惑に対しては?
悪いことはしていないし、お金を使ってでも勝てるところまでやる!
この発言により塚原千恵子本部長はいくらお金を注ぎ込んで、宮川紗江選手に勝てるまでやる!と宣戦布告とも取れるコメントでシメています。
最後に
どうでしたか?
塚原千恵子本部長の最後の発言、これぞ女帝のやり方って感じがしますね!
こんな発言をするのでスポーツ界は、お金の力で何でもかんでもねじ伏せて蓋をするような団体にしか見てれなくなってしまったのかもしれませんね?
実際、ここ最近起きておるスポーツ界の不祥事のほとんどがお金がらみと言ってもいいくらいですから…。
最後までご覧いただきありがとうございました。